加湿器の種類は大きく分けて4種類!?スチーム式は冬の乾燥から肌を守ってくれる人気製品

人気のスチーム加湿器12選!種類ごとに比較したメリット・デメリットも解説!

冬は気温が低くなるだけでなく、空気も乾燥してくる厄介な季節です。乾燥すると、肌がカサついたり寝起きに喉が痛くなったりする人も多いのではないでしょうか。そんな季節に役立つのが加湿器です。冬の強い味方になってくれる加湿器には、実はいくつかの種類があることをご存知でしたか?

人気のスチーム式をはじめ、気化式、超音波式、ハイブリッド式の4種類があり、本体の値段や電気代などを含めどれを選ぶのが良いのか悩みを抱えている人も多いでしょう。そこでこの記事では、スチーム式加湿器のメリットやデメリット、効果的に使うコツや選ぶときに見るべきポイント、そして目的ごとの人気スチーム式加湿器をご紹介いたします。

スチーム式加湿器のメリット・デメリット

スチーム式加湿器とは、水を加熱して沸騰させ、発生した蒸気によって空気中に水分を与える仕組みの加湿器です。一度水を沸騰させるためとても衛生的だというメリットがあります。また、蒸気が温かいことで、室内の温度を保ったまま加湿することが出来るため、冬場に使用するには特におすすめの加湿器だと言えます。

一方で、蒸気を供給する目的で加熱し続けるため、他のタイプの加湿器と比べると電気代が多くかかる点はデメリットと感じられるでしょう。消費電力は130Wから260W程度の製品が多く、1kWh当たりの電気代を27円で計算した際には1時間当たりの電気代は3.5円から7円程度です。

スチーム式加湿器を効果的に使う3つのコツ

スチーム式加湿器を利用する上で注意したいことは、どのような場所に設置するのかで効果が大きく変わる点です。こちらでは、スチーム式加湿器を効果的に利用するためのコツを3つ紹介します。

コツ1 部屋の中心に置く

加湿器から放出される水蒸気を部屋全体に拡散するためのコツは、部屋の中心に置くことです。スペースやインテリアコーディネートなどの関係で中心に置くのが難しいときには、出入り口や家具類、パソコンなどの電化製品の近くを避けて配置するようにしましょう。

コツ2 水蒸気の噴き出し口は床から30センチ以上の高さにする

温かい空気は上に、冷たい空気は下に行く性質があります。ですので、スチーム加湿器の吹き出し口を床に近い場所に設置してしまうと、冷たい空気中に水蒸気を拡散することになり、床に結露が発生してしまったり水蒸気が空気中に上手く拡散できなかったりすることがあります。

コツ3 窓の近くを避ける

空気は、温度により中に留めておける水蒸気の量が決まっており、これを飽和水蒸気量と言います。飽和水蒸気量は温度が高くなるほど多く、逆に温度が低くなるほど少なくなります。冬の時期になると窓に生じる結露は飽和水蒸気涼が少なくなるために起きるもので、スチーム式加湿器を窓近くに置くとより結露が発生しやすくなるため注意が必要です。

スチーム式加湿器選びで見るべきポイント4選

スチーム式加湿器はパワフルな加湿能力やお手入れのしやすさなどから人気を集めていますが、電気代や消費電力、静音機能や給水方法なども選ぶときにチェックしておきたい部分です。こちらでは、スチーム式加湿器を選ぶときに押さえておくべき4つのポイントをご紹介します。

ポイント1 お手入れの簡単さ

スチーム式加湿器は、煮沸した蒸気を発生させる仕組みを持つので基本的に清潔に使えますし、カビや雑菌は比較的発生しにくいタイプです。しかし、吹き出し口に白い粉が付着したり水垢によりタンクが白く汚れてしまうことがあるなど、全く手入れをしなくていいというわけでもありません、そのため、日常的なお手入れが楽にできるものを選ぶことが大切です。特にタンクが広口のタイプであれば、お手入れが楽にできるので便利です。

ポイント2 静音性

寝室で使ったり、仕事部屋に置いたりする場合は、静音性能をチェックすることをおすすめします。基本的には運転時の音が35dB以下のものを選ぶと安心だと言えるでしょう。また、スチーム式加湿器の中には静音モード機能が付いた製品もありますので、音が気になりやすい方はそれを選ぶのもいいかもしれません。

ポイント3 適用床面積

スチーム式だけに限らず、加湿器には適用床面積が決まっています。製品の詳細には「木造和室6畳」や「プレハブ洋室10畳」といった形で使用できる部屋の広さが記載されていますので、利用する部屋に適したものを選ぶようにしましょう。 

ポイント4 給水方法

加湿器を使う際には水を補充する必要があります。本体上部から給水できるタンクの場合、ポットなどに水を汲んで注ぎ入れるだけで給水が出来るため手間がかかりません。特に長い時間加湿器を使い続けることが多い場合には、上部給水型のスチーム加湿器を選ぶのが便利でおすすめです。

目的別!人気のスチーム式加湿器12選

人気を集めているスチーム式加湿器ですが、利用目的によって商品の選び方も変わって来ます。

ここでは、お手入れが簡単にできる丸ごと洗えるタイプ、寝室で使うのに最適な静音設計機種、リビングダイニングルームなどに最適な20畳対応や給水が楽にできる上部給水式など、それぞれの特徴ごとに人気のスチーム加湿器を12種類ご紹介します。

お手入れ簡単!丸ごと洗えるスチーム式加湿器3選

まずは、丸ごと洗うことができる、人気のスチーム式加湿器を3種類ご紹介します。

山善 KS-MK40(W)

おすすめ加湿器1

商品名: 山善 KS-MK40(W)
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B08Q7R4JQG

適用床面積は、木造10畳・洋室17畳です。上部給水方式なので給水も楽にできますし丸洗いができるタイプなのでカビや雑菌の繁殖が気になる人にもおすすめです。急速加湿機能があるので、電源を入れて比較的短時間で加湿してくれるのも魅力の一つです。

AND・DECO スチーム式加湿器

おすすめ加湿器2

商品名:AND・DECO スチーム式加湿器
出典元:https://www.modern-deco.jp/c/humidifier/lck02

適用床面積は洋室7畳で、一人暮らしの人や寝室などで使うのに最適です。安心の水漏れ防止構造になっているので、タンクを取り出して簡単に給水できて便利です。最大12時間の連続運転やワンタッチで使える簡単操作のスイッチ、場所を取らないスリムサイズなどの特徴を持ちます。

象印 お手入れ簡単ポット型スチーム式加湿器4.0L

おすすめ加湿器3

商品名:象印 お手入れ簡単ポット型スチーム式加湿器4.0L
出典元:https://qvc.jp/product.700281.html

水タンク一体型やコンパクト設計で場所を取らずに置くことが出来ます。容器自体が水タンクになっており、広口で容器の底まで手が届くためかなり楽にお手入れが出来ます。

寝室におすすめ!静音設計のスチーム式加湿器3選

寝室で使うのなら特に静音設計の商品がおすすめです。ここでは寝室に置くのにおすすめの商品3選をご紹介します。

タンスのゲン スチーム加湿器

おすすめ加湿器4

商品名:タンスのゲン スチーム加湿器
出典元:https://shopping.dmkt-sp.jp/products/03538400066

このスチーム式加湿器は、12畳から19畳の部屋で利用するのに最適な製品です。静音設計でタイマーやチャイルドロックなどの機能が備わっているので寝室で使うのにも最適です。エコモードで省エネ効果の期待もでき、電気代が気になる人でも安心です。

アイリスオーヤマ  SHM-260R1

おすすめ加湿器5

商品名:アイリスオーヤマ  SHM-260R1
出典元:https://item.rakuten.co.jp/kadenrand/530038/

静音設計なので寝室で使うのに最適ですし、タンク容量が2.4リットルで連続加湿時間は約9時間です。省エネ設計で電気代も気にならないおすすめの一つです。

TEKNOS EL-GY07

おすすめ加湿器6

商品名:TEKNOS EL-GY07
出典元:https://item.rakuten.co.jp/bungudo/7151573/

丸い形をしたタンク、カタツムリをイメージさせる形状が特徴的です。静音設計なので寝室で使うのに適していますし、コンパクトではあるけれどもタンク容量が3.7リットルなど寝ている間に使いたい人にもおすすめです。

広い部屋もしっかり潤す!20畳対応のスチーム式加湿器3選

リビングダイニングなど、広い部屋で使いたい人に最適なスチーム式加湿器を3タイプご紹介しましょう。

山善 KSF-M100(W)

おすすめ加湿器7

商品名:山善 KSF-M100(W)
出典元:https://item.rakuten.co.jp/trym64/0500-002874/

適用床面積は、和室20畳で洋室33畳など広い部屋でスチーム式加湿器を使いたい人に最適な製品です。チャイルドロック機能や1・2・4時間の設定が可能なタイマーなども装備しています。

ナカトミ SFH-12

おすすめ加湿器8

商品名:ナカトミ SFH-12
出典元:https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/e-kurashi/item/q6788/

適用床面積は、木造20畳でプレハブ33畳です。このスチーム式加湿器は、4.6リットルのタンクが2つありタンク内の水がなくなるとランプが点灯して運転を自動停止する機能もあります。

YUASA 卓上型スチーム式加湿器

おすすめ加湿器9

商品名:YUASA 卓上型スチーム式加湿器
出典元:https://item.rakuten.co.jp/shopworld/000000128394/

適用床面積は、木造20畳で洋室33畳です。加湿量は最大1,200mlで5リットルタンクを2つ装備しています。連続・40%・50%・60%、4段階の湿度設定があるので好みの湿度にできる魅力を持ちます。

らくらく給水!上部給水タイプのスチーム式加湿器3選

給水が楽にできて便利な、上部給水タイプのスチーム式加湿器を3種類ご紹介しましょう。

MAXZEN KSH-MX601-W

おすすめ加湿器10

商品名:MAXZEN KSH-MX601-W
出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0815SX8CY

部屋のインテリアにもなる、オシャレな形をしています。さらに、アロマオイル対応などからもアロマテラピーで使える魅力もあるなどおすすめです。6リットルの大容量タンクは上部給水タイプなので女性でもが楽にできます。

山善 KSF-L303-W

おすすめ加湿器11

商品名:山善 KSF-L303-W
出典元:https://shop.hikaritv.net/shopping/commodity/plala/2010106349/

水タンクを丸ごと洗うことができる、蓋を開けると上から簡単に給水できるなどの特徴を持ちます。湿度センサーを搭載していて3つの湿度から選んで自動運転なども魅力の一つです。

ALCOLLE MSH-4510/NM

おすすめ加湿器12

商品名:ALCOLLE MSH-4510/NM
出典元:https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/coconial/item/ash450/

抗菌カートリッジ内臓で、清潔なミストで空間に潤いを与えてくれます。蓋を開ければ上から給水できるのも魅力ですし、部分加熱の省エネ設計で電気代が気になりません。

まとめ

スチーム式加湿器のメリットやデメリットをはじめ、選び方のポイントや設置するときのコツなどご紹介しました。また、人気のスチーム式加湿器を目的別にご紹介していますので、これから購入を検討されている人など参考にされることをおすすめします。省エネ設計タイプの製品も増えているので、従来と比べると電気代の節約にも貢献できるのではないでしょうか。


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